FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

胃の全摘出 - 2006.05.11(日記)
はる 1787
 午前中定期検診。少し貧血気味だそうだ。ということ以外たいしたことはなし。まずはめでたし。

 前にも書いたけれど私は六年前に胃を全摘出している。だからいいのか悪いのか、けっして太らない体質になってしまった。元々胃腸系が丈夫ではなかったのだけれど、術後は特に太らない。

 胃を無くして困ったことは食いだめができないこと。少しずつ幾回にも分けて食べるしかない。面倒でもあわてて飲み込むと途中で詰まってしまう。これがなかなか苦しい。

 もう一つはどうも私だけかもしれないが、どうも満腹の指令が脳まで行かない気がする。だから幾らでも食べたいのだけれど、物理的に少ししか入らないそういったジレンマがあるようだな。

 しかし、人間の体というのは本当によく出来ている。直後は水一杯も飲めなかったものが、やがて小さな茶碗一杯のご飯が食べられるようになり、三年もたてばラーメン一杯食べられるようになるのだから、なかなかしぶとい。

 ゾウリムシなどの単細胞生物をみても、消化器というのは生物が発生して以来の一番原始的な臓器であるきがする。言葉はわるいけれど、人の体も入口から出口まで繋がった一本の筒に過ぎない。

 そしてこれが何メートルもつらなっているわけだから、多少途中が無くても充分生きて行けるというわけだ。

 とまぁ一席ぶったけれど、細かい不都合は色々ある。一つは術後すぐに出てくる症状で、直接食べ物が腸にはいることで、血糖値が一気に上がってしまう。そのことで擬似的な糖尿病のような症状がでること。

 もう一つは貧血症なんだな。鉄を含むある種のビタミン(B12)が胃が無いことで吸収されないらしい。だから定期的に注射などで補う必要があるわけで、今回貧血と言われたのは多分そういった症状が出てきたのだと思う。

 まぁそれが弊害といえばいえるかな。しかし、病気をしたことで得たことも多いわけで、これもそれも含めて「わたし」だと思っている。何があるかこれからの人生で確かめるしかない。それは多分全ての人に共通することでしょう。



FC2 ブログランキング  いいね!と思ったら押してください。
comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4104)
未分類 (219)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (169)
作品 (284)
写真 (104)
今日のアトリエ (85)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (63)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (22)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (8)
フリーエリア
フリーエリア

designed by まて