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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

人の家 - 2018.07.22(ポケットの窓から)


はる 6290
 「民主主義というのは分かりやすく云えば、どんな人間も自由に生きる権利があるし、反対に他人の自由に生きる権利を奪ってはいけないという事ではないか」

 どうであれ人が人を殺していいという理由にはならない。他人の自由を奪ってはならない。という前提で話を進めて行くと自然に分かることだが、戦争というのはまさに国家間の殺し合いであり、他人の生きる権利を奪っている行為だわな。これをしてはならないという憲法の理念と同じことを言っていることになるな。

 ナチスがやったユダヤ人の迫害や虐殺というのは、彼らは生きる権利がない、悪だから当然この世から抹殺してもよいという考えだな。旧日本の軍隊も同じようなものだ、昔の日本人は中国人や朝鮮人をすごく馬鹿にしていた。理由はなにもない、馬鹿だとかチョンだからなどといって差別した。同じ民族でも例えば部落の人たちを「よつあし」「エタ」「ひにん」などとこれまた差別した。彼らは人間じゃないから死んでもいいとさえ教育していた。今でもそれはところどころ残っている。人間とは浅はかで、差別されるのが嫌なくせに自分がそうでないことが分かると今度は差別する側にまわる。徒党を組む、つまはじきする、村八分にする、いじめる。

 今の日本人から考えるととても考えられないのだけれど、戦争とはそういうものだ。他民族や他国人、意見の合わない者、気に食わない者、少数派、マイノリティをことごとく差別化して抹殺する。人を何人殺したかが自慢になる世界だものね、異常だよ。しかし、それがついこの間までの日本だったんだな。ねつ造だ、虐殺などなかった、嘘つきだ、などといってるがあったに決まっている。戦争だもの、他国人は丸太なんだよ。人間じゃないと教えられるんだもの。それを無きことにしちゃいけないのだ。

 虐殺があったとかなかったそんなことはある意味どうでもいい。それが戦争だから、戦争とはそれが日常になる異常な事態だから。だからそうあってはいけない、そうなってはいけない。そうならないでほしい。そういう切実な願いから今の日本国憲法ができた。何百万人のとうとう犠牲の上に今の憲法がある。それをまた昔のように戻そうという馬鹿がいる。馬鹿がトップに立っている、国民はまた誰も反対しない。流されてあいつが悪い、時代がそうだったと人のせいにしようとしている。あんたが悪いんだよ。今声を上げるんだよ。

 やられたらやり返せ。これは凄く理解しやすい理屈だな。個人の感情で判断すればその通りだよ。オウムなど殺人者集団だ。死刑は当然だ。これは誰も反対しにくい。感情的には賛成だよ。殺してしまえ!けれどな、そこに大きな明らかな洗脳があるな。誘導があるな。

 基本的に人は人を殺してはいけない。正義は凄く曖昧なものだ。今の感情に流されて簡単に人を亡き者にしてはいけない。誰もそんな権利はない。それを許すと結局は自分たちの自由に生きる権利を奪われることになるのだな。そこのところは微妙だ。殺人者は殺してしまえは感情だ。しかし、理念として殺してはいけない。そこのところを間違えてはいけない。

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comment(2)

 
 
その通り。

 
殺人も死刑も、僕はあってはならないと思います。理由はたったひとつ。他者の手によって殺されたくないからです。殺されたくないから、殺さない。それだけです。

secret


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