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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

暑い - 2018.07.17(ポケットの窓から)


はる 6285
 何であいつはデパートなんかで個展をやっているのか?そう思う人も多いだろうな。デパートの絵=商品という図式が成り立つ。どう弁解しても明らかに「売り絵」なんだな。大家の中にはいわゆる「売り絵」など一枚も描いたことがないという人もいるらしい。そうであるなら、莫大な資産家の御曹司か、パトロンがいなければ絵だけを描いて生きて行くことなど出来はしない。

 町場とデパートの画廊では同じ画廊でも寄って立つ位置が大きく違う。町場のギャラリーは一見みんな同じように見えるけれど内容は全く違う二種類のシステムで成り立っている。一つは画家がレンタル料を払って自ら企画する貸画廊と画廊のオーナーがめぼしい作家に声をかけて展覧会をする企画画廊だ。企画の場合条件は人によってまちまちだけれど、画廊代は必要ないけれどマージンが発生する。画廊も商売なので赤字になる作家には声をかけてくれない。デパートの画廊の場合は多分100%企画じゃないだろうか。デパートを借りて個展をしたなどという話を聞いたことがない。

 それからまぁここだけの話だけれど、私のようなほぼ無名のどこの馬の骨かわからんような作家を取り上げて個展をするなどということはデパートの画廊ではほぼ見たことがない。それまでの「デパートの絵」のイメージはインテリアとしての絵画であって、もうすでに有名な大家の版画という名のプリントとか、良くても邪魔にならない花鳥風月、若手の女体画のグループ展今でもだいたいがその傾向と一致する。

 私がデパートで個展を開催するキッカケはHさんとの邂逅による。彼との出会いがなければ私など一生デパートで個展をすることなどなかっただろう。

 彼は元々画商ではなく、デパートに企画を売り込むプロデューサー的な仕事をしていた。だから扱うものも絵画に限らず自分の感覚にあったものならなんでも企画した。例えば机とかステンドグラス、織物、陶器、それら手で作られたもの、作家を大事に育ててきたようだ。

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