

はる 6283
フェイスブックフレンドでがん患者であった知り合いが亡くなった。私とは一度個展会場であったきりだったが、つい最近までFB上ではやり取りしていた。私の大阪の個展が震災で影響を受けるのではないかなど配慮したコメントをいただいたりした。もっとも凄いなと思ったのは一週間前に痛み止めを打ちながらも友達を招待してコンサートをやったことだ。そのライブの様子も配信されている。
積極的な治療はもうすでに止めていて、後はゆっくりと最期を迎えたいとはっきり明言していた。その潔さはカッコいいなと思った。なかなか出来ないのではないかな。
SNSの使い方もこれからは多少変わってくるかもしれんな。例えばこういうふうに自分の最後を友達限定で公にしてゆくことで、最後まで孤立することなくコミニケーションして行くことができる。スマホさえあればそれも可能なわけだ。老人ホームに入って気に入らない人たちと暮すよりその方が何倍も充実しているのではないかな。