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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2018.07.12(ポケットの窓から)


はる 6280
 あぁ長い文章を書いたのにアップするときに消してしまった。もう今日は書かん。もう馬鹿野郎だ。

 他人の文章だけれど、 何故死刑はいけないのか、そのことを私にも分かりやすく書いている。「ただ一人の少数派でも認め、多数派の暴走を防ぐという制約を掲げる」そうでなければ個人はいつか消されてしまうという恐怖にいつも晒されていることになる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
転載引用
https://www.facebook.com/kinichi.ueda/posts/1260587350743836

上田 欽一
7月7日 22:31

刑罰は人類の歴史の中でずっと、権力者が自分を脅かすものを弾圧するために使われてきました。
では民主主義社会になれば、そういうことは無くなるのか、というとそうではありません。民主主義社会でも、刑罰は多数決によって、多数派が少数派を弾圧するために使われてきました。イスラエルは立派な民主主義国家ですが、少数派のパレスチナ人を弾圧することを多数決で決定しています。
刑罰は常に、多数派が少数派を弾圧するための方法である、という認識を持つ必要があります。そして、多数派が少数派を弾圧するための論理基盤が「正義」なのです。正義が暴走すれば、少数派を粛清し皆殺しにするのです。仏教国家日本の正義は、キリスト教徒を皆殺しにしました。
西欧的な人権思想、犯罪者に人権を認めて、死刑を否定する思想は、刑罰は常に多数派が少数派を弾圧するための方法である、という認識に基づいています。少数派を弾圧しないためには、犯罪者という少数派にも人権を認めて、その犯罪者がどんな凶悪犯でも、これを社会から抹殺しない、というルールが必要なのです。正義が暴走し、少数派を弾圧、抹殺しないためには、犯罪者にすら人権を認める必要があるのです。

私たち日本の社会は、えてして、少数派を「迷惑な人たち」として非難したり、疎外したりして、すべての人が多数派に従属することを強要しがちな社会です。こんな日本の社会では、犯罪者という少数派から人権を奪い、抹殺することを「当然」と考えます。私たちの社会は、多数派にとっての正義が絶対の倫理として君臨している社会なのです。
しかし、このような極度に多数派への同調圧力が強い社会は息苦しく、実際には多くの人にとって生きづらい社会でもあります。もっと多様な価値観を認めあい、少数派が多数派への同調圧力にさらされる事無く、自分らしく生きられる社会の方が、本当はみんなにとって幸せな社会なのではないか。だって人はみんなひとりひとり、他の誰とも違う一人だけの「少数派」なのですから。
そういう社会を目指すためには、犯罪者という少数派を含めたすべての人の人権を認め、死刑を否定し、多数派の正義が暴走することの無いよう制約をかける必要があるのです。私たちは誰の人権も否定せず、誰も抹殺しない、この強い決意が無ければ、真に多様性を尊ぶ社会は作れない、という事です。

これに対し、私たちの社会に根強いのが、「被害者の家族の身になって考えてみろ」という情緒論。だから死刑にしろ。これについてははっきり言います。これは偽善者の発言です。
他者の立場になって考えるのであれば、被害者や被害者の家族の身になるだけではなく、加害者や加害者の家族の身になったっていいはずです。その他にも、もっといろいろな立場の人の身になってみてよいのです。そうやっていろいろな人の身になって考えるのなら、それは大変有益でしょう。
しかし、みんな揃いも揃って、全員、被害者の家族の身にしかなりたがらない。何でですか?
それは、被害者の家族の身になるのが「楽しくて面白い」からじゃないですか?被害者や被害者の家族に同情し、加害者を断罪する、自分がそうやって安心して正義を行使出来る存在になれるのが爽快だからじゃないですか?
そしてこういう人たちは、被害者や被害者の家族が、自分たちに都合がいい存在であるうちは被害者の家族に寄り添うような事を言っていますが、いざ被害者の家族が、正義の行使を楽しみたい自分たちに都合の悪い存在になったら、あっという間に、被害者の家族バッシングを始める人たちなのです。これまで、被害者の家族が手のひらを返したバッシングに遭うのを、どれだけたくさん見てきたでしょうか?
こういう人たちの正義が、今までどれだけの人を傷つけ、社会を毒してきたか。私たちは自分の中にあるこんな正義を、見つめ直す必要があります。
多数派の正義を疑う、これはとても大切な事だと思います。

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comment(2)

 
 
「邪魔者は消せ」は独裁の始まりの気がしますね。

 
大きな声の奴を信用するな! 真実は常に小さな声で語られる。

secret


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