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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

コンサートが近い - 2018.07.05(ポケットの窓から)


はる 6273
 個展をしても絵などほとんど売れなかったけれど、それはそれでけっこう充実していたな。それでも知り合いが絵を買ってくれたりした。まぁそれは絵がいいからというのではなく「頑張れよ、応援しているから」という励ましみたいなもので、とても生活の足しになるものではない。それでも飛び上がるくらい嬉しい事だったけれどね。世の中満更捨てたもんじゃないね。頑張っていれば援助してくれる人もいるんだと感謝した。

 そんなことで少しお金をためて東京で発表することにした。それが88年、36歳の時だ。それからほぼ毎年地元と銀座で個展を開催している。この話をするといつも思い出すことがある。キリストについて来た弟子たちが一緒に旅をしていた。たくさんの人が彼に惹かれてぞろぞろとついて来た。食べる物がない。けれど彼は何ら心配することなく一片のパンと葡萄酒を用意した。それをみんなに少しずつ回して食べたら、不思議な事にみんなが満腹になったという奇跡の話。

 最初に用意した資金は一回展覧会が出来るかどうかぎりぎりのお金だった。まして有名で多くのファンがいて次から次と売れたという訳でもないのに、どうしたことかそれから毎年飢えることなく個展を開催している。できている。もうあれから30年経ったんだ。ある意味奇跡だよな。とても不思議なんだよ。

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