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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

- 2018.07.04(ポケットの窓から)


はる 6272
 帰宅して早速色々な仕事が予定されていて、結構疲れました。この日曜日はチェロの発表会がありますが、一週間ほどまったくチェロから離れていました。昨日ちょこっと弾いてみたら指がつりました。大丈夫でしょうか。まぁこれで恥をかく分には仕方ないでしょうな。身から出たさびということで。

 芸術家というのか夢追う人には憧れていた。実際、芸術家などという職業はない。悪くすると「あいつは芸術家だからな」というのは非難めいたニュアンスが含まれている。それでも「売れない絵描き」だとか「無名の音楽家」に憧れたりする。いまでもミュージシャンといえば若い女の子は憧れの対象ではないだろうか。しかし、実際にそのまま売れないで40,50まで夢追い人でいるわけにはいかないだろう。どこかで「もう若くないからな・・」という言葉をはいて夢を断念する。でなければ普通に暮らしては行けない。

 仕事というのか、生活の糧を得ることを他に求めて純粋に絵を描くことだけに専念しようと学校の先生を辞めてしまった。辞めた動機はそれだけではけっしてないのだが、もう後には引けない背水の陣をひく、そんな気持ちでいたことは確かだな。だからといって絵で何とかなるとは考えていなかったよ。そんなに甘くはないだろうなとは思っていた。ただこうなってしまった以上もう二度と就職はしないと決めていた。何かやってしまった。人生の落伍者、そんな暗いイメージもなきにしもあらず。あの頃が一番悲壮感があったな。

 正直どんな人生設計をしていたのか分からん。兎に角30にして学校の先生を辞めてしまった。もう後にはひけません。勇気がないのでそうやって自分を追い込めないと絵に人生を掛けるなど出来ない気がしていた。ややもすればひよってしまいそうになる自分をそうやって追い込んだようにも思うな。でもまぁ最悪でも絵を描く人生を貫いたという満足は得られるんじゃないか、それでいい。落としどころはそれしかなかった。

 絵を売るとか売れるとかは全く考えていなかった。それが目的でこの人生を選択したわけではない。結果的には絵を売って生業にしているけれど、それを目標にしてきた訳ではない。

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