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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

泣くことはない・部分 - 2018.07.03(作品)

はる 6271
 昨日無事帰って来ました。地震が有ったりして少し危ぶんではいましたが、天候もそう崩れることなく無事終了することが出来てほっとしています。さすがに地震直後だったのでお客さんの数は少ないように感じました。夕方は音もなくスーといなくなるようです。やっぱり帰宅できなくなるのは避けたいですものね。しかたないでしょう。

 大阪の雑踏はいつものようで、東京と似ているけれどやっぱり関西独特の雰囲気は健在です。いい意味でバイタリティがあるようにおもいますね。東京はオシャレですけど、スマしている感じがしますね。私が関西人だからでしょうかね。

 デパートで個展を開催するということは明らかに「売る」という意識がないとできないし、そこそこ売れるという算段ができないと企画してもらえない。町場で場所を借りてやる場合責任は自分だけ持てばいい、しかしデパートという事になれば多くのスタッフが動いているわけで、DMだけでも2000枚近く配られる。個人でこれをやればたぶん元が取れないだろうな。ノルマなどないけれど、売れないとなるとその場にいたたまれなくなる。今までそんなことはよくあった。

 売るとか売れるというのは微妙な問題だな。私は絵を描いて生きて行こうと考えていたけれど、絵を売って生きて行こうとは考えていなかった。凄く矛盾するけれどね。それならアマチュアではないか?そうなんだけれどね。絵など売れるものだとは考えていなかったと言った方がいいかな。だから最初の頃お金を払って買ってくれる人がいるんだと本当に驚いた。それってなんだろう。普通の労働の対価にしては高額になるわけで、心苦しいわけだ。例えば器があってそれで用途として使えるわけだ、けれど絵画などは用途が殆どない。純粋にその人にしか価値のないものだ。その人が10万なら10万の価値をそれに見出したということだな。

 ここらあたりもう少し考えてみたい。今日はねる。


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