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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

2018「バラーダ」F3部分 No2089 混成技法 - 2018.06.15(作品)

2018「バラーダ」F3部分 No2089 混成技法
はる 6253
 「あるモノで何とかする」というのは日本語の表現として的確ではあるけれど、カッコウはよくないよな。プリコラージュというそうだ。

 絵画表現の中でそれが出てきたのはそんなに古い事ではない。例えばピカソなどが新聞紙をコラージュしてそれにグラスの形を描きこんだり、トロンプルイユといってだまし絵的に大理石模様のプリントをそのまま代用したり、自転車のサドルを何か動物の顔に見立てるとか。初めは単に効果的に面白かったりしたからそのまま使ったりしたんだろうな。

 身近にあるモノをそのまま他の意味に転用することの面白さ、新しく意味を発見する、見立てるということに大きな価値を見出したという事かな。

 考えてみるとこの「見立てる」という価値の変換に意味を見出したのはたぶん千利休の頃の茶道からではないだろうか。このあたりのことはそんなに詳しくはないのだけれど、何でもない日常雑器であった朝鮮の井戸茶碗に「無作為」の価値を見出した。「見立てる」という価値を作り上げたわけだから。

 現代アートのコンセプトというのはこの「見立て」という事じゃないかと思っている。


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