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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

松田正平の書「犬馬難鬼魅易(鬼は易しいが犬は難しい) - 2006.05.04(日記)
はる 1780
 この間師匠のところに行った話を書いた。この人お茶の世界の住人というだけあって、書画骨董に対して並々ならぬ興味があって、まぁ話も面白いのだが、持っているものも凄い。

 ちょっと眉唾なところもあるにはあるのだけれど、まぁそこはご愛嬌ということで、見せてもらったのが、例の靉光の作品。前ふりが長くてなかなか見せてくれなかったけれど、最後には奥から風呂敷包みをもってご開帳と相成った。まぁ何とも言えないけれどね?

 ただね、偶然というのかその時に話題になった松田正平の書「犬馬難鬼魅易(鬼は易しいが犬は難しい)をその二三日後に実際にお目にかかったのにはビックリした。

 松田正平はご存知の方も多いかと思うのですが、もうああいった画家は現れないように思いますね。確か作品90何歳で亡くなられたと思います。色々逸話のある方ですが、まぁ巨匠らしくない飄々とした風貌で、晩年まで淡々と絵を描いました。

 たまたま国画の会員ということで、本当に身近に感じていたのですが、ついにお会いすることはありませんでしたね。それが少しざんねんですね。

 最近はどんな団体でもわりと作り絵のような大型の絵が多いのだけれど、松田正平の絵はそれと対極にあるような、極々小さなありふれた風景や人や動物を極無作為に描写していた。

 画仙人の熊谷守一にも共通するような飄々とした画風だけれど、まぁ品格は松田正平の方が上かもしれないな。



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