あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

静岡懐山のお面 - 2018.02.13(ブログ)
無題
静岡懐山のお面
はる 6140
 2000年の三月に胃を原発とする悪性リンパ腫を告知された。治療方法は胃の全摘しかなく五年生存率が何パーセントとか言われた。告知された一週間は強烈に落ち込んだ。今では治療方法もかなりオープンにされていますが、当時癌の告知は「死の宣告」のように思ったものだ。

 当時読んだ新聞の投稿に「悲しい人しか見えない」というエッセイが載っていた。癌を告知された若いお母さんの話で、満開の桜がはらはら散る様子はこの世のものとは思えないほど美しく感動したという話。これを読んで泣けたなぁ。泣けた。あれほど美しい桜はもう見ることはないだろうな。

 学生時代の友人のお姉さんが癌になった。もう治療方法はなく、これからは緩和ケア―しかないという話だ。後数か月の余命だから、最後に桜の花見をして温泉にでも行きたいと言っていた。それだけの覚悟はなかなか出来ないよ。あぁ思い出して泣けてきた。いずれ我々も行く道だけれどもね。

 今は完治して悲しい桜は見えません。



comment(2)

 
 
そうですね。なるようになるです。最近は。

 
このお面を見ていると、それでもまあ元気にいこうやないかという声が聞えて来るようです。
病気をかかえながら、ぼつぼつ行きましょう。

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