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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2018.02.11(ポケットの窓から)


はる 6138
 なぜ仮面を作ったのだろうか?そんなところを探りながら書いてみます。つじつまが合わないところがあるかもしれませんが突っ込まないでください。

 元々お面は好きだった。家にはアフリカの仮面をはじめバリ島のガムランのお面とかその他いろいろコレクションしている。このお面を作ったのはある画廊の個展の企画で何か新しいことをやってみないかという話があったので、それでは前に一度作ったことのあるお面に挑戦してみようと思ったのだな。

 さて、お面が好きだと書いた。この好きというのがどこから来ているのかなんだな。好きに理由はないというかもしれませんが、それで終わってははなしが続きませんな。どこかにその糸口があるはずだ。

 アフリカのお面を始めてみたのは銀座の個展会場の目の前にあるアフリカのいろいろなグッズを展示販売している「かんかん」というお店だった。そこにドゴン族などのアフリカの民族の仮面が所狭しと展示されていた。その後いろんな美術館で同じようなグッズを見ることになるのだが、とにかく一番最初に見た仮面は衝撃的だった。

 アフリカングッズのすごいところはアールブリュットなどと同じように西欧的な美術教育を受けていない生の表現だからだな。専門家でさえない、そこら辺のおっさんが自分たちのお祭りなどのために日常生活の合間に鼻歌でも歌いながら作るわけだ。時間はたっぷりあるわけだから、特に急ぐ必要もない。お金儲けのためでもない。芸術のためでもない、美しいとかきれいだという概念もないわけだ。あるのはなんだろうな、大いなるものへの畏敬の念とか、畏怖とかおののきなどだろうか。そういう無作為な「いのりのかたち」みたいなもの、人間の奥底にある源泉を表現したかったのではないかな。

 この「いい」と感じる何ものかを自分の手で作ってみたかったということになるのかな。

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