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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

お迎え - 2018.01.26(ポケットの窓から)


はる 6122
 なんでもない独り言

 青山二郎は「美は発見である」と言った。けだし名言だけれど、その意味するところはこういう事だろうと解釈した。普通日常生活していれば見過ごしてしまう些細な事でも見方を変えればとんでもなく面白い。それが面白いと気付くことが美だと言ったんだな。

 もう少し言えばそれを分かりやすく他人に伝えることが表現だと思うんだ。音楽であれ美術であれ文学であれ表現することの大事な事はそのことのように思う。

 例えばデパートで個展をやるとそこの係りの店員さんは「○○先生」と呼ぶ。まぁこれは慣例でそういう仕来りになっているのだと思われるが、最初は凄く違和感があった。まだ何事か偉大なことを成し遂げたわけでもないので「先生」と呼ばれるほど偉くはない。当分これからも。。

 何かを見て実物と寸分たがわないように描ける技術を持っているとして、それがどんなに優れていても表現とはいわないのではないか。なにか自分が気がついて些細な事であれ自分なりに工夫して「私はこう見えました、こう感じました、こう思います」ということを人様に伝えようとしなければ表現した、するという事にはならないのではないかな。

 絵の上手な人を目の敵にしている訳ではないが、天才的に上手い人が普通に描いて「あぁ上手だな」というのは表現にはならないように思うな。それは天然だもの。一種のアールブリュットみたいなもんじゃないのかな。子供が子供のように描いたとしてもそれは表現でもなんでもない。ただ描いただけだ。

 芸という意味ではそれは強力な売りにはなるだろうけれど、表現者ということにはならない気がする。

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