
はる 5931
新しく綿の布を貼って地塗りを始めたところ。模様に見えるのは元々は古い浴衣地であったものを再利用しているからだ。お袋が亡くなって箪笥を整理したら本当にたくさんの古着が出てきた。綿のさらしなど何巻もあった。それをそのまま処分してしまうのはもったいないのでそのまま再利用することにする。着物地や帯も利用できるものは何でも使う。有る物を工夫して使って行くというのが私のやり方だ。それはそれで面白いのだが、アトリエが古い布のケースでいっぱいになってきた。これはこれで困る。
将来私が巨匠になってレントゲンで作品を透かして見た時に、いったいこれは何だったのかと問題になることは当然だろう。その時にこのブログの読者さんは決定的な証拠を提示できることになる。その時を楽しみにしている。