あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2017.07.03(ポケットの窓から)


はる 5917
 昔絵を描き始めた頃好きだったのはゴッホとかセザンヌなどの印象派の作家だった。今から考える油彩画を始めて西欧の伝統的なラファエロやアングルなどの写実的な絵など当然歯が立たない訳で、まぁ自分がその当時何とか真似して出来そうなのがゴッホやセザンヌだったのかもしれないな。それに彼ら印象派の絵には西欧の伝統的なキリスト教の教養がなくても分かる絵だったのだろう。

 印象派が出てきた当時の状況を考えると、一方には伝統的なサロン的な画壇があってそちらの主流はまぁ今まで通りパトロン相手の絵が飾られていた訳だ。印象派の作家たちもそれに果敢に挑戦したりしていたのだけれど、どうやら上手い具合に入り込むことが出来なかった落ちこぼれ連中の様だ。

 当時長い中世から解放され市民が力を持ってきはじめていた。教会の力も段々衰えてきたという事もあるかな。何よりもやはり市民が抑圧された世界から自由を求め始めたという事が大きいかな。それと同時進行で芸術家が自己を主張し始めたという事があるな。誰かのために描くのではなく、自分の意思で描きたいものを描くようになった。それでやっと画面に作家のサインを入れるようになった。

 今はどうなんだろうな。作家に何が求められているのか。もう少し考えてみたい。

comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (3368)
未分類 (203)
日記 (935)
ベッドの上の王国 (13)
裸婦クロッキー (144)
作品 (130)
写真 (44)
今日のアトリエ (79)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (14)
you tube (96)
原発 (73)
イタリアスケッチ (7)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (1)
フリーエリア

designed by まて