あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2017.05.30(ポケットの窓から)


はる 5883
 「違うものだ」というのは確かな事だ。デッサンというものには切がなくて一番上の方にはダビンチやラファエロやアングルなどがいる。西欧の巨匠たちのデッサンはそれはもう飛び抜けていて我々がどんなに頑張っても太刀打ちできるものではない。しかし、ひょっとすると日本人にも優れた素描家がいて、何あんなものは簡単だという強者が居るかもしれない。それはそれ天分というものだろう。

 しかし、幸いの事に我々の時代は画家であることはすなわち優れた素描家である必要は無くなってしまった。ものをとことん描写できることは画家の一つの要素ではあるけれど、そうでなくても画家でいることができる時代に生きている。もし、ラファエロのような描写力を持たなければ画家と名乗ってはいけないという法律が出来たなら何人の人が名乗れるのだろうか。

 「違うものだ」というのは、そんなところを目指してクロッキーやデッサンをしているのではないということなんだろ。下手は下手なりに、上手には分からないような苦労があって、それが自分なりの表現にたどり着く方法でもあるわけだ。

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