FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

- 2017.05.08(未分類)

はる 5861
 「説法」2017 F100
 この間東京に出かけた時に銀座で知り合いが個展をやっていて立ち寄ってみた。ちょっと面白い絵で大きな画面に小さな白い家がぽつんと描かれていて、そこに白い梯子が立てかけられている。そんなポエテックな絵柄だった。好きな絵なんだけれどね。私もよく画面の中に梯子を描きこむ。モチーフとして面白いということもあるのだけれど、何もない空間に梯子を掛けるという行為が人為的で面白いと思う。

 梯子はまぁもちろん人の手が届かない高いところに行くための道具だ。下から上に向かって登るために梯子を使うと普通は考える。だからジャックと豆の樹ではないけれど、どんどん高く繋いでゆけば理論的には天にも登って行けるわけだ。天国に向かうための道具というふうにも考えられる。

 漢字の「限」という字は「阝」と「艮」で出来ている。前にも書いたけれど「阝」は梯子だそうだ。そういえばアフリカのドゴン族の丸太のはしごに似ている。それはさておいて。で、「艮」は目ん玉を持った人間を表しているそうだ。階段を上って行って神さんがもうこれ以上は登ってはいけないとダメ出しを喰らったところが「限界」の意味らしい。なかなかこれは深い。

 で、我々東洋の人間は人智をこえた八百万の神さんの元で生かされていて、自ずからその限界を知るというのか知らされるのじゃないかと思ったわけだ。反対に西欧のというのか絶対神の元で生きている人々というのは神は下って来る。降臨するとか、与えられるというのか、雲間から漏れる光を「ヤコブのはしご」などという。確かにあれは神々しい感じがするな。。やっぱりこう共に生きるというより絶対的に君臨するという感じがするな。そんなところにも東洋と西洋の違いというのがあるなと。

 関係ないけど、あべさんには辞めてもらいたい。


comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4075)
未分類 (209)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (166)
作品 (236)
写真 (69)
今日のアトリエ (83)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (57)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (21)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (7)
フリーエリア

designed by まて