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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2017.03.14(ポケットの窓から)


はる 5806
 そうだな、大体において私はアウトサイダーなんだな。インサイダー的な発想が不得意だ。そうやって反体制的なポジションで半分以上生きてきた、故にもう今から体制側に着くことはないだろう。結局、人というのは自分の場所でしか考えることが出来ない。体制側の人間は今のポジションを出来るだけキープしようとするし、反体制側の人間は何とか転覆させて自らの位置をより優位な場に持ち込みたいと思っている。まぁ有史以来あらゆる生物がやってきたことだ。

 自分たち民族の優位性を何の根拠もなく認めて褒めたたえていることが気持ちが悪い。そんなわけない。少し前の自分たちの子供の頃を考えてみれば分かることだ。自分の中にもそういった封建的な血が脈々と流れているから良くわかる。何故か知らないが蛮勇を誇る、無頼を誇る、向こう見ずがかっこよく思ったことはなかったか、封建的な規律に一種の憧れを持ってはいなかったか、同期の桜を勇ましいと思ってはいなかったか。国のために命を賭することが美しいとは思っていなかったか。そんな誘惑に駆られることはなかったか。裏腹なんだよな。ややもすればすぐにでもそちらの方に傾いてしまう傾向が私にはある。

 だからあえて反対するのだ。無反省にそれを認めるわけにはいかない。そんなわけないのだ。一発デカい事やるぞという山師的なヤクザ血がやっぱりあるんだな。それを男気があるやる気があるなどと褒めたたえる気風があったんだよ。だから大陸に侵略したんだな。軍部だけのせいじゃない。我々一般の市民にもそれを良しとする時代の空気があったんだよ。市民は犠牲者だなっていうけど、そんなことない。教育で時代の空気でそうなってしまうんだ。バブルの頃をみればわかるだる。みんな血眼になってマネーゲームに走ってたよ。それが悪い事だなんて一部の人が気がついてただけだ。

 お父さんお母さん、夫婦、兄弟を大切にしよう。だなんてそんな当たり前のことを国から言われたくない。誰も反対できないような道徳を持ち出して偉そうに押し付けられたくない。そこに語られている親、子関係というのは国と個人の関係の暗示なんだよ。親子関係を言って様で要するに国と個人の関係を言ってわけだ。要するに個人より全体を大切にしようという封建的な道徳観なんだな。それが分からないとついつい騙されてしまう。親子の情にからめて全く違うことを押し付けている。

 だからそれに封印したんだよ。教育の目的は個人の幸せのためにある。それを気付かせるためにある。けっして全体の役に立つ目的のためにあるのではない。奴隷や戦士を作るために、一部の人たちのために役立つためにあるのではない。

 

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