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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2017.03.03(ポケットの窓から)


繰り返しになりますが、まとめます。
はる 5795
 セザンヌの理論(絵画は閉じられた空間をある一定の理で並び替えられた色と形の集合体である)を発展させると近代の抽象表現まで駆け足で進むことになる。カンデンスキーやモンドリアンは完全に手中にある。

 素材で考えるなら、絵画は分解すると、描く物と描かれる物に分けられる。描くものとは鉛筆であり、絵の具であり、墨であったりする。描かれる物は紙だったり、キャンバス、絹、板、壁など色々ある。

 基本的に絵は色の粉をノリで描かれるものに定着した物と定義できる。油彩画は顔料をノリとして乾性油を用い、日本画は膠を用いる。ミクストメディアはノリとしてアクリルのメジュウムを用いる。

 アクリルは水を仲立ちにすることで親水性のあらゆるものが画材になる。たとえば、紙、木、布、土などを同時に絵の具と混ぜることが出来る。粉のものなら何でも絵の具に出来る、たとえば、弁柄、とのこ、黄土、胡粉など。描かれる基底材もほとんど選ばない。

 カレーを作る時に出来合いのルーを買ってきてただ単に鶏肉を入れたらチキンカレーでキノコを入れたらきのこカレーにはなる。けれどカレーとは何なのかと問いかけることでカレーのルーをターメリックやその他の香辛料を混ぜ合わせることで作ることでより根源的なバリエーションができる。

 表現というのはそういった根底から自分の存在を問いかけるところから出てくるものだと思う。

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