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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2017.02.28(ポケットの窓から)


はる 5792
 しかし、昨日の話は絵を描いている人には共感できてもそれ以外のひとには全く興味のない事だろうな。昔一般の人からピカソの面白いところを説明してくれと言われて、絵を描かない人には分からんよと断った覚えがあるけれど、やっぱりそれは違うだろう。絵を描かない人にも理解できるように説明しなければ本物ではない。

 今なら何て答えるだろうか。

 例えば子供の絵とかまったく美術教育を受けたことがない人の絵などの絵画や表現が、すごく面白くて興味深く思ったことはないだろうか。そこには遠近法や色彩や形の再現性などという範疇では測れない魅力がある。それは生の芸術と言われて我々にかなりの影響を与えた表現なんだけれど、人が本来持っている源泉(オリジン)な部分からの表出ということだろうか。

 しかし、ここが大事なことだけれど、子供の絵を芸術作品とは言わない。アフリカの原住民の絵や彫刻は大いに現代の作家にインスピレーションを与えたけれど、それらを芸術作品として尊重した訳ではない。それは何故か?

 人は全くの自由などということはありえないわけで、何かしらの文化からの影響を受ける。言葉や文字もその一つだな。知ってしまったことを忘れることほど難しい事はない。ピカソが凄いのは難なくそれをやっている所でしょう。

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