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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

絵を描く理由、及び絵の見方。 - 2006.03.12(日記)

女神たち

 女神たち

はる 1728
 絵を描くには描くだけの必然性があるわけだ。何故絵なんかかいているのか、もっと他に自分を表現する方法は無いのか、絵を描く何かのきっかけがあるわけで、そこの所まで降りて行く必要があるな。

 例えば美術館などへ行ったとする。普通なにげにスイスイと見てゆくのだけれど、こういった見方はほとんど何も残らない。見ないよりはましかもしれないけれど、ほぼ時間の無駄みたいなものだ。

 ヨーロッパなどへ行って教科書に載っているような名画を見てまわっても、多分そこに行って見たという事実は残るかもしれないけれど、それ以外に何も残らない。よく世界美術館めぐりなどというパックツアーがあるけれど、これは舶来品憧れる日本人相手の旅行社の陰謀でしかない。

 こういった美術品の鑑賞態度は根本的に間違っている。美術作品は単にそこに飾ってある壁掛けやインテリアとは違って、必ず作者がいて何らかの意図をもってかかれている。

 まずその作者が生まれた時代というものがある。どんな人間もその属している時代を超えては生きられない。そういった時代の常識、空気みたいなものを知るところから始まる。よく勉強してから見ることだ。

 そうはいっても面倒くさいので何の下地も無く、知識も無く美術品を見ることがある。私はもっぱらそういったことのほうが多い。言うこととやってることがちぐはぐなのが芸術家である。

 でそういった時の見方をここに書いておこう。

 まず全体を見渡す。でその中で一番気に入った作品を一つ選ぶ。ただでやるといったらどれをもらうか?でもいい。

 で、何が自分を惹きつけたか、何が私を捕らえたか、を考える。「いいと思ったのはいいと思った自分を見つけたのだ」という青山二郎の名言を思い出そう。

 こういう自分に取り込む態度で作品を観ないと、まったく面白くないし、芸術品を鑑賞する意味も無い。

 さて、その考えでいうなら私が絵を描く本当の理由を探さなくてはならない。また考えることが増えた。んじゃまた。



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