
はる 5611
貧困と言っても昔の食うや食わずのハングリーな貧困とはまるで違うわな。うわべだけ見ればどこが貧困やねんと突っ込みを入れたくなるような様子だわ。でもなだから貧困が見えにくいのかもしれん。
日本が戦争にまけてなにかもが無くなってしまってそこから這い上がって行く、少なくとも今の日本はそういった状態ではない訳で、ある意味物質的なものはもう満たされている訳だ。必要以上にあふれているといっていいかもしれないな。食べるものにしても、着るものにしてもそこそこの物が質を言わなければ安く手に入れることが出来る。だからそういった物質的な意味の貧困ではないことは確かだな。貧困の質が違う。
だからそれを貧困というから分からなくなる。生きる目的の喪失というのかな。それが新しい貧困の定義だ。