あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

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ポケットの窓から - 2016.08.05(ポケットの窓から)
はる 5586
黎明期②
 私たちの頃は非正規雇用などという言葉はなかった。派遣社員などという言葉もなかった。あれはいつの頃だろう。今調べると85年に派遣法というのが制定されたらしい。

 私たちの頃はアルバイト、パートタイマーとか言われてたな。ふつう学生かおばさんのしごとで、男子一生の仕事として就職するからにはそんないい加減な働き方はあまり歓迎されないわけで、特に一つの職場に長く勤められない男はこらえ性がないとか、腰の落ち付かないいい加減な男だというレッテルが張られた。そんな男たちの最後の仕事が日雇い人夫、ニコヨンとか土方などとわりと差別的に見下されて呼ばれていたな。ある種人生の負け組で、今ならカプセルホテルとかビデオハウスやブルーシートのホームレスみたいなものかな。まぁそうならないように一つの職場で滅私奉公でとにかく最後まで勤め上げるというのが美徳とされていた。

 ところが派遣法が出てきた頃に言われたのがちょっと違っていて、これからは働き方が自由に選べて能力次第でいくらでもスッテップアップでき、欧米のように中途採用でも差別されることなく反対にキャリアアップできる仕事体系になってゆくなどと言われていた。ちょっと自分なりに翻訳したけれどね。

 なんだかよくわからんけど、今までのように一生同じ職場で我慢して働かなくても自分に合った仕事を探してとりあえず派遣社員として働いて、合わなかったらまた次の派遣会社探して働く、そんな仕事システムにかわって行くんだ。それは企業側にも労働者側にもお互いいい事なんだというニュアンスだったな。

 そうやって30年経ったら、非正規労働者が半分にもなって労働者は貧困になっていた。大企業はいらない社員を自由に首切れてウハウハ儲けてる。結局は政府のバラ色の展望に騙されて馬鹿を見たのは若い労働者だ。これからの人たちだ。こんな大企業主体の政策に目をつむってまんまと騙されて若い人たちを食い物にしている政府にどうして反対しないのか。

 あなたたちは騙されているのだぞ。飼いならされてどうする。


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