FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

西へ行く - 2016.06.07(作品)
⑦西へ行く榎並

はる 5537
 昔お袋がテレビを観て泣いているのがおかしくて笑ったことがある。歳をとると誰でもが体力が落ちるように涙腺が弱くなって自然に泣くんだと思っていた。感動とか共感ではなく肉体的な衰え、ある種の感覚のボケからくるのかと解釈していた。まぁ当たらずとも遠からずかもしれないけれど、この部分ははっきり違うのではないか。

 例えば一枚の絵を観る。そこで何か心の中で引っかかりを覚える。それは今まで見た、経験した、本で読んだ、映画で観た光景だったりするわけだ。若い時はそこのところが薄っぺらだ。実際の人生経験もない。どんなにおませな子供であったとしても50年生きてきた経験とは雲泥の差だわな。

 人が感動したり、共感したりして泣いたり、喜んだりするのは、もちろん直接的な経験や体験が大きいのだけれど、段々に歳をとってそういった目新しい経験が少なくなってくると、昔のことを想いだして泣けてくるのだな。歳を取っていいことは少ないのだけれど、これだけは言える。


comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4075)
未分類 (209)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (166)
作品 (236)
写真 (69)
今日のアトリエ (83)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (57)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (21)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (7)
フリーエリア

designed by まて