あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

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今日のアトリエ - 2016.05.24(ポケットの窓から)
はる 5523
 最近の流行のスタイルは週刊誌の袋とじと間違うようなきれいな姉さまが色っぽいポーズで微笑んでいるようなのが多い。あれはあれで需要があるから供給もされるのだろう。まぁいいだろう。

 例えば百科事典の挿絵みたいなものは見た人に内容が分かるように事細かく説明する必要があるので、出来るだけ分かりやすく、細かく誰が見ても理解できるように描く必要がある。ロバが馬に見えてはいけないのだ。牛がカバに見えては意味をなさない。そこに想像の余地があってはいけないわけで、10人が見ても100人が見ても同じように見えて同じ感想をもたねばならない。それが百科事典の挿絵の役目だろう。

 綺麗な姉さまを綺麗に描いてそりゃきれいだわな。それは美人画だけではない。事細かく描くほど鑑賞者の想像の余地がなくなる。作家の技量を鑑賞するというのならそれも一つの方法だろう。けれど絵を観るのは自分の心の中をみるためのものだ。鑑賞とは作家の力を借りて鑑賞者の心の中をみるというのが本来の姿だろう。そうでなければ鑑賞などしてもありがたく作家の意見を拝聴するだけで終わってしまう。それだけだと自分の心の中は豊かにはならないのだ。

 作家側も傲慢じゃないかな。自分の世界をどれだけ説明しても、どんなに素晴らしい世界であったとしても一方通行で終わってしまってはある意味片手落ちなんじゃないだろうか。まぁ例えばモローやルドンなんか観ているとあぁこの世界はこの人だけの世界だなとは思うのだけれどね。ただ決して彼らの世界も見えた世界を説明しているわけじゃないよな。観た人に想像の余地をちゃんと残しているように思うな。そんなところがはっきり違う。


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