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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

集団アトリエ、「洗濯船」の様相を呈してきた。 - 2006.02.17(日記)

若草荘

 集団アトリエ、「洗濯船」・・若草荘

 はる 1705
 この週末はバタバタと忙しい。今日は夕方から小さな画廊のグループ展の搬入,飾り付け。明日からオープンです。お近くにお寄りの方は是非どうぞ。

 学校を卒業してから25年ぐらい経った。私の学校は地方の何処にでもある教育学部の美術専攻科である。昔は師範学校といって地方のそれなりの名門であったらしいけれど、私が現役だったころは、二期校といって一期校を落ちた学生が全国から集まっていた吹き溜まりのような様相を示していた。

 絵を専門に勉強しようなどという学生はほとんどいなく、ほとんどが他に選択する科目が無かったから「美術」と書いたような学生が多かった。

 私は二度目の大学でこの学校に来た時にはもう25を過ぎており、四年生の大先輩でも私よりはるか年下であるという奇妙な逆転一年生であった。

 なぜこの学校に来たのかということは、入学試験の試問試験でも聞かれたけれど、まぁここの風景や田舎が好きだから・・などと適当に言っていたけれど、大きな理由はもっと他にある。

 時間が欲しかった。今で言えばフリーターでまともな仕事にもつかず、学生でもなく絵を描きつづけるというのは、なかなか勇気のいることだ。痛くない腹を探られるようで、何者でもない状態で居つづける事は精神的に強くないと潰れてしまう。これはフリーターでいたことがある人間にしか分からないかもしれないな。

 当時暮していたボロアパートは古い学校の校舎を移築したという出窓のある一見洋館風の建物であった。私はこのアパートに一目ぼれした。人様にはただのボロに見えたらしいけれど、私にはアンテークな洋館に見えた。どうしてもこのアパートに住みたかった。一年待ってこのアパートに引越しできた時は嬉しかったな。

 やがてこのアパートに美術科の学生が集まってきて集団アトリエ、「洗濯船」の様相を呈してきた。

 さて、なぜこんな話を持ち出したかといえば、このグループ展はこのアパートの住人が中心になっているからだ。 


 さて、お暇な方は是非どうぞ!
 



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