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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

輪廻転生 - 2006.02.05(日記)

 はる 1693
 セザンヌが近代絵画の父と呼ばれるのは、この一文があるからだ。「自然は円筒形と球形と円錐形に還元される」

 ありきたりな静物画に飽きてきた頃、セザンヌのこの言葉にであった。まるて天の声かと思うほどストンと私の心の中に落ちた。あの今まで不可解だったピカソが、隣のおじさんぐらい身近に思えた。

 しかし、実際にここから抽象絵画にまで行くにはドニの次の言葉の方が適切だと思う。「絵画と称されるものは、本質的に一定の秩序のもとに配された色彩で覆われた平らな面である」

 セザンヌの言葉の中には見えないけれどこの言葉が含まれている「セザンヌの塗り残し」もここから来ているのだが、わかるかな。

 要するに「絵画とは自分が神のようになってこの世界を再構築すること」と理解した。まぁ今でもその認識は変わっていないところをみると、やっぱりセザンヌは正しかったのだろう。

 で、静物画のモチーフをある秩序にしたがって構成してみる。ふとあることに気づく。この画面のを構成している秩序というものは,普遍的なものであって、大きく言えばこの宇宙も支配している秩序とイコールだということだ。

 さて、この「秩序」とは何なんだろう?と疑問を持つ。「真理」と言い換えてもいい。東洋哲学でいえば諸行無常、全ては流れて同じ状態と言うものはないということだろうか。はたまた「輪廻転生」形を変えて永遠に生きついで行く何か。

 宇宙は何億年前にビッグバンで始まったそうだ。その証拠にその時の微熱がまだこの宇宙全体を覆っていて、絶対零度ではなくて薄ぼんやりと暖かいそうだ。

 物が爆発分解して,もうこれ以上小さくならない「安定した状態」というものを想像してみた。自ら光り輝いてこの宇宙の何処をさ迷っている姿を。

 昔物理の時間に「エネルギー不変の法則」なるものをならった。動いているものはエネルギーを持っていて、E=mv2(2乗)とあらわされるそうだ。

 つづく・・。

******************************

そうそう、明日2/6の午後6:10NHK甲府「美を求めて」をご覧下さい。



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