あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2015.12.10(ポケットの窓から)
はる 5367
 生業について考える。場当たり的なのであしからず。

 最近は卒業展に画商が来て若い才能がありそうな作家に唾をつけるそうだ。学生の方も心得ていて自分の作品ファイルをそれとなく置いて自己アピールするのだそうだ。これも就活の一部なんだそうだ。絵描きというのは職業なのかな?どこかの企業に就職つもりでいたのじゃ結局上手く使われて終わってしまうのじゃないだろうか。まぁそれでもいいというのじゃ反対はしないけれど。就職してちゃんと働けるならそちら側の生活を選んだ方がいいように思うな。

 時代小説が好きでよく読むのだけれど、武士というには今で言えば役人だだな。使えている殿様から録を貰うわけで、それが親から子、孫と伝わってゆく。そのシステムから外れると浪人となってたちまち食って行けなくなる。百姓はまぁ定期の収入はないけれど、自給自足に近いわけだからそれでようよう食っている。大百姓でもない限り余裕などないわけで、生きて行くのがやっとだ。商人というのが今の会社みたいなもので、何かしらを商って食っている。そこに奉公に出るわけだ。後は色んな職人だな。

 食べて行く方法は色々あるけれど、家業が百姓だったり、何か商売していたりしているのでなければほとんどの場合どこかに就職するわけだ。サラリーマンの方が定収入があって人生設計が立てやすいからという事もあるけれど、働くこと=就職するというイメージがあるな。まぁそれが実業という訳で、世の中が成り立っているのはそういう人たちが働いてくれるからだ。だからそこで働けるならそうした方がいいと思う。

 しかし、そんなふうな生き方から外れてしまう人もいいる。例えば役者だとか、的屋とか、音楽家、宗教家、芸人、踊り子、作家、医者や弁護士、先生と言われる職業もどちらかと言えばこちらに属するかな。こういうのを虚業という。社会の枠の中では生きられない人たち、アウトサイダーかな。たぶんこれは天性の物だという気がするな。


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