あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2015.12.08(ポケットの窓から)
はる 5365
 銀座で個展を始めた頃に、昔から銀座で個展で発表している作家に言われたことがあった。君は上野派、銀座派、デパート派のどちらかね。最初は何の意味かよく分からなかった。今から考えるとまぁそれなりに分かる。

 上野派=団体展に年に一回大作を発表する、主にカルチャーの先生とか学校の先生など教えることで食べるタイプ。銀座派=個展を中心に全国で発表して行く、主に小品が中心の絵描きタイプ。デパート派=一般に大衆受けする売り絵を描いて絵を生業にしている職人タイプ。

 今の私は、団体展にも属していて、銀座を含めた全国で年数回個展をしてまわり、デパートでも時々個展をする。すべて網羅しているので複合タイプだな。だからそれぞれのいいところ悪いところがよくわかる。お互いに他方の事は批判的に語ることが多い。やれ売り絵作家だ、やれ売ることを知らない自己満足だ、趣味の領域でしかない。売ることだけを優先する芸術家の風上にもおけない、、。etc.

 今のところ私はどれも大事な私の一部で、どれか一つだけというと何だか頼りない気がするのだな。昔からどれか特定のグループに所属するというのが嫌だった。色んなグループに入ってどこでも自由に居られる、反対に言えばどっちつかずの優柔不断な場所というのが自分にピッタリという気がする。そんなところをあえて選んできた。だからこれからもこういう位置に甘んじているのだろうなと思う。

 ある種の許容量の問題じゃないかな。悪く言えば優柔不断で判断しにくいということだけれど、よく言えば清濁併せ持つというのか、絵にしても具象系から抽象までかなりの範囲を許容できると思っているつもりだ。

 判断の基準は自分のアンテナで「いいものはいい」それだけだ。

 


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