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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2015.11.27(ポケットの窓から)
はる 5354
 私が若い頃は日本もまだ貧しくて、がむしゃらとか一心不乱などという言葉が称賛、褒め言葉として通用していた。私なんかはまだまだアマちゃんで兄貴なんかとくらべると根性が違うなと思うことが多々ある。私が五人兄弟の末っ子というのも大いに関係しているだろう。

 それでも自分の中の生きて行くモチベーションの中に「親からの自立」というのが何となくあった気がする。何としても親掛かりの状態から、自分で稼いで少なくとも自分の口は自分で糊する、というのが大事な生きる動機でもあったわけだ。

 とにかく親から小言を言われないためには、自活するそれが絶対の条件だった。自由と言えば大げさだけれど、未成年の若者にとって親というのは世間なわけで、親からお金を貰っている、食べさせてもらっている限り対等ではない、自由ではないと思っていた。

 そうはいっても私はモラトリアムの学生だった時期が人より長い。三十近くまで親に仕送りしてもらっていたのだから、何も偉そうなことはいえないな。でもな、何とか自立したいという願望は常に持っていた。

 この間の個展の時にちょっと面白い話を聞いた。我々の世代が求めていたのは「何でもできる自由」だと、それも幻想なんだけれど、まぁ自由というのはそんな定義で考えていた訳だ。ところが最近の若者は親掛かりで「なにもしない自由」というのを自由だと解釈しているというのだな。なるほどこれはいいえて妙だ。だからなかなか親から自立できない若者が多くなったというのだな。


comment(2)

 
 
はははは、、。

 
「なにもしない自由」。たしかに何か強制されるよりはいいですね。ぼくも奥さんのおかげで、「なにもしない自由」を謳歌しております。つまり奥さんから自立できていないという事になります。

secret


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