あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ビュッフェ美術館 - 2015.11.06(ポケットの窓から)

はる 5233
 静岡の沼津のビュッフェ美術館に行く。素晴らしい天気に恵まれたということもあるけれど、この美術館の建っている環境がまた素晴らしいところで、ここに居るだけでかなり癒される感じだ。

 世界中には自称画家も含めて星の数ほど画家はいるけれど、彼ほど幸運な星の元に生まれた人はいないだろう。バスの中で話したことだが、良くも悪くも表現者は周りの環境や時代に左右される。時代がいいから優れた芸術家が生まれるともかぎらない。案外戦争があったり、一般にとんでもない時代の方が表現者として優れた作家がうまれるように思う。

 そう考えると、後世からみて今の時代ほど日本から優れた表現者が出るときはないようにも思うのだ。

 自分の周りを見ても多くの人が善良で素晴らしく勤勉で真面目で働き者だ。日々の生活を大事に、家族を大切に暮らしている。にもかかわらず時代はどんどん悪くなる一方だ。どうしてだろう。

 99.9%の上記のような人々がこの社会をつくっている。だから見渡せばほとんどの人が「いい人」なんだ。悪い人など周りにはほとんど見かけない。ただ彼らは声を上げない。声高に自己を主張しないことがいいことのように教えられて育ってきた。そういう文化を良しとしてきたんだな。「空気を読む」という自己規制を自然に身に着けてきた。あえて思っていることを声や文章や形にすることを避けてきたところがある。長いものには巻かれろ的な消極的な処世の仕方を良しとしてきた。

 それをいいことに残りの0.1%の人たちが、自分たちに都合のいいようにこの国を動かそうとしている。形を変えようとしてる。事実もう変わってしまったところもある。

 そんな信じられないような悪魔の使いのような人がいるという事が信じられなかった。それは自分の周りに居る人たちとあまりにもかけ離れていたからだ。周りに居る人たちがあまりにも善良で大人しく、真面目だったからだ。だからすべての人たちはそういう人たちなんだろうと思い込んでいた。しかし、実際のところは彼らは悪魔だった。よく観察しないと分からない。同じような姿かたちをしているから始末が悪い。

 彼らは嘘をつくことなどなんとも思っていない。自分たちだけいい目をみようと思っている。あまりにも堂々と嘘をつくので一瞬正しいかと勘違いしてしまう。彼らと自分たちと同じ良心を持っていると考えてはいけない。そう思うところりと騙される。彼らは人間ではないと思った方がいい。くれぐれもその仲間たちを信じてはいけない。

 この悪魔に有効なのがニンニクではなくて護符「憲法の前文」だ。これをみると悪魔たちは見る間に震えが来て吐き気を催すらしい。何とかしてこれを見ないようにしたいと改憲をもくろんでいる。この護符に絶対手をつけさせてはならない。これは天上の言葉が書かれている。先の戦争の唯一の成果だ。どの国もこれを見習わなくてはならない。絶対の平和はこれによって得られる。イマジンと同じ世界観だ。

 もっとも怖い事は、この日本が終わってしまうことではない。誰も責任を取らず、過ちを認めず、過去を清算せず、あったことをなかったことにうやむやにすることで、若い人たちから正義とか夢とか希望というものを奪ってしまうことだ。言い換えれば悪魔が狙っていることはそのことなんだな。

 声を上げなくてはいけない。嫌だと言わなくてはいけない。お前たちの勝手にはさせないぞと言わなくてはいけない。そう思う今日この頃だ。


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