はる 5228
ここでこんなことを書いても仕方ないのかもしれないが、すべての事、例えば安保法制やTPPやマイナンバーも好きにすればいい、と譲ったとしても原発だけは止めないいかん。最近は原発事故さえ終わったことにして、食べて応援とか使って応援とか言って過去の事にしようとしているようだけれど、これを認めたら何だっていいことになる。事故を起こして何の責任も取らないというのも凄い話だけれど、よってたかってなかった事にしようとしている。日本というのはこんなにいい加減な、でたらめな国だったんだというのを証明しているような話だ。
よくどこまで事実か分からんから、デマ情報に気をつけろ、元の情報に当たらなければ真偽のほどは分からんぞということを言うけれど、原発が事故起こして爆発して放射線を含む塵をまき散らしたことは事実だ。未だにその根本的な事故の解明さえできていないし、中の様子さえ分かっていない。そこからもたらされる情報さえ我々には聞こえてこないし、分からない。分からないことはなかったことではない。我々には分からないもっととんでもない事が起きている可能性さえある。
どんどん世の中が反動的になって、一部の人たちだけがあらゆることを知って、あらゆる権利を手の中して、他の者を蚊帳の外に置こうとしている。戦争したけりゃかってにやればいい。ボロボロになってもう一度やり直す方がいいかもしれん。国が無くなっても人間が生き残ればなんとかなる。けれどなぁ、放射能だけは無くならないのだよ。千年たっても残るんだよ。これからの子供たちが決定的な影響を受けるんだよ。これは今の我々の究極の使命じゃないかな。
原発が爆発して、計画停電などという暴挙があっても、これを機会に原発が無くなるのであるなら、これで日本が三流国になったとしても我慢できるとその時はみんな思ったはずだ。日本人全体があの太平洋戦争でボロボロになってもう戦争は嫌だと思って今の憲法をもろ手を挙げて賛成したように、あの時は本当に原発はなくそう、反原発で一致したと思う。あの時の事を思い出してほしい。
せめて綺麗な空気と水と土を残そう。