あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2015.07.26(ポケットの窓から)
はる 5132
 つぶやきです。聞き流してください。

 力による統一というのか統制というのは一番簡単で単純で分かりやすい。何も考える必要がないので、放って置くとややもするとそうなってしまう。国のかたちとしても力による統制というのは一番手っ取り早くて、多くの新興国や革命で出来た国はそういった体制をとる。基本的には武力による独裁型の封建てきな制度だな。

 富国強兵政策で、やがて国が大きくなって為政者もその国民も贅沢になってくると他国に侵略を始める。帝国主義の始まりだな。他国の力の弱いところに因縁を吹っかけて戦争をおっぱじめる。上手くすればぶんどったり植民地化して領土を増やす。そうやって多くの帝国は自国の領土を広げてきた。ローマ帝国しかり、大英帝国しかり、大日本帝国しかり。

 しかし、植民地も未来永劫支配されたままでは終わらない。必ず独立運動が起きて元の最初の領土に戻って行く。国の成長というのはそんなことの繰り返しだ。 

 少し話が変わって「弱肉強食」というどこかで面白い話を聞いた。間違っているかもしれませんが、思い出しながら書きましょう。

 自然界というのは弱肉強食で弱いものは生き残れない。それが自然の摂理だと誰もがそれを持ち出す。それなのに社会が高度になればなるほど例えば一般に弱者と言われる人たちをホローして生きていけるようにするのは間違いではないか?というのですね。いっけんただしいのですが、どこが違うのでしょう。

 確かに個体としては弱肉強食という話は生きています。弱いものは早くに死ぬのです。壊れるのです。力の強いものに負けるのです。ところが種というもう少し大きな目でとらえると。「適者生存」という原理が生きててくるのですね。より環境に適合したより正しいもの、ここで言えば弱いものも生きながらえる社会的な制度、コンセサスがある方が色々な変化、自然環境だけではなく、病気やその他の事に適合できるものが生き残る確率が大きくなるという事なんですね。

 なぜこんな話をするのかというと、日本国憲法の話なんですね。ここには理想的な国のあり方ビジョンがうたわれています。ジョンレノンのイマジンと同じなんですね。戦いは止めようといっているのです。世界中の国の人が武器を捨ててれば戦争は無くなるのです。そう単純なことなんだな。それができない。

 理想として国の制度として最高のことがうたってある。これが完全に具体化されれば、これに替わるような社会制度などたぶんないのではないだろうかね。確かに現実的ではないかもしれない。自分たちだけ戦争放棄をうたっても周りが武装していたんじゃすぐさま滅ぼされてしまうというだろう。世の中弱肉強食だからね・・と。弱い国が生き残ったためしはないと。

 そうかな、「弱肉強食」でいうなら人は死んで国は亡びるかもしれん。それでも「適者生存」でいうなら日本人の理想とする「人類の夢」という高貴な魂は残るのではないだろうか。もしそうならば、そんな国のあり方もいいのじゃないかな。どうだろう。


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