あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

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丘からの眺め - 2015.05.22(画集「こたえてください」1)

「丘からの眺め」
F80
1983
油彩

はる 5068
 この頃絵が大きく変わった。一つは木村忠太に出会ったこと。そして仕事を辞めてぷー太郎になったこと。そんなことが関係しているのかもしれないな。とにかく人生の大きな節目の時だった。私の人生の中であれほど荒れ狂った時もないのじゃないだろうか。

 ある程度覚悟して教員になった。そのことに後悔はなかったはずだった。「絵描き」なんかなれっこないよな、それなら「でもしか先生」で二足のわらじで行こうと腹をくくったつもりだった。

 ふたを開けてみると、やっぱり腰かけでやれる仕事ではなかった。子供たちは正直だ。無理難題を押し付けてくる。今考える当たり前だけど、趣味じゃないからね仕事は。一年できりを付けた。3年やっていたら辞めることはできなかったように思うな。あれから30年以上経った。続けていたら今頃は定年退職でのんびり老後の人生をおくることになったのだろうか。もしもはない。

 何か仕事のあてがあって辞めたわけではなかった。とにかくもう定職には就かないと決めた。絵で食えるとも考えていなかったし、もちろん個展をやったこともなかったし、どこかで大きな賞を貰ったこともなかった。誰かが褒めてくれたこともなかった。それでも絵を描いてゆこうとそれだけを決めた。食えなくてもいい。「絵を描く」それだけでいいと思ったんだな。今考える我ながら凄い決断だね。

 ボロイ車(スバルサンバー360)を買って、この絵は車に屋根に積んで現場で描いたものだ。アトリエ制作というのが出来なかった。どうやって見ないで作品を描くのか、今まで静物を並べて描いていたので空想で絵を描くなど出来なかった。実際の風景を見ながら何とか自分なりの形を見つける工夫をした。色はセザンヌのままだけどね。なんとかめぼしが着いたようだ。


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