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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

コーヒーサイホンのある窓辺 - 2015.05.21(画集「こたえてください」1)


コーヒーサイホンのある窓辺
F100
1980

はる 5068
 随分昔にこれについて書いたエッセイを発見した。いま読み返しても面白いので載せてみましょう。
はる 552
 1980「コーヒーサイホンのある窓辺」F100 
 「コーヒールンバ」というなつかしい歌を井上陽水が唄っ てるのを聴いた。「あかしやの雨が止む時」なんかと一緒にヒットした歌謡曲で、西田佐知子があの鼻に掛かったような声で唄っていた。昨日の話じゃないけれ ど、ボサノバ女王といわれた何とかジルベルト(名前を度忘れした)も最初は素人っぽいなんていわれていたけれど、それが「個性的な声」となって最後には 「ボサノバには無くてはならない歌声」ということになった。素人っぽさもそれを売りにまで昇華させれば本物になるということだな。

 コーヒーをは じめて飲んだのは小学校も高学年になっていたと思う。当時はインスタントコーヒーなどなくて、今から考えるとかなり荒挽きの缶入りの粉だった。専用のポッ トに何杯かそれをいれて茶漉しでこして飲んでいた。手間を食うわりには美味しくないもんだという印象しかのこってない。

 その後学生になって初め てバイトした音楽喫茶は、当時の流行なのかすべてサイホンコーヒーだった。サイホンに入ったお湯がポコポコ音を立てて揺らいでいるのを、きれいだなぁと眺 めていたおぼえがある。実際はサイホンでたてるコーヒーは少し苦くなりすぎるところがあって、それから掃除が面倒だということもあってドリップ式に取って 代わられた。今サイホンでコーヒーを入れている家庭は珍しいのではないかな。

 さてこの絵は始めての100号だ。セザンヌから始った絵画の道はそ ろそろキュピズムの尻尾が見えてきた。構成を大胆に平面化しょうという意図が見え隠れしている。具体的な形や色がまだ色濃く残っているので、そういった意 味では分かりやすいく、美くしく仕上がっているようだ。こういった素人っぽさも突き詰めていけばいいのだけれど・・・。
 


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