はる 5066
もう何回も出てきた作品なので目新しくもない作品ですが、今回の個展で久しぶりに公共の場にさらします。こんな絵も描いていたんだなぁというのが今の感想だな。見たまま描いた具象と自分の中にあるぽやぽやしたあやふやな抽象的な形と色との組み合わせで出来ています。窓辺に置かれたガラスなどは具体的に見て描かれていますが、周りの空間はほとんど抽象的な雰囲気で出来ていますね。最後に全体を引き締める黒の使い方が今の絵の作り方と似ています。ここらで勉強したのかもしれません。モチーフの組み立てや、作り方に大学のT先生の影響が色濃く出ています。