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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

無制限 - 2015.03.12(作品)


「無制限」F10
2013

はる 4998 (あと2)
 公募展を観ている人からなぜ大作ばかりなのかという感想があった。たしかにそうだよなぁと描いている私も思う。大きな会場だからそれに似合う大作でないとというのも一つの理由か、大きな絵でないとその作家の本当の実力が分からないから、というのもあるか。年に一回大作を描いて団体展に出品して会場に飾られることを自分のレーゾンデートルにしている作家も多いだろう。

 しかし、私なんかが見ても団体展の展覧会は面白くないし、だいたい疲れる。全部をまんべんなく観るなどという鑑賞者を見たことがない。またそのことに意味があるともおもえない。

 まぁ大きな存在理由はカルチャーなどの文化啓蒙の事業の一環かな。人と競うことで実力もつくし、やりがいというのか生きがいにもなるわけだ。それが直接の本質だとは思わないけれど、芸事を理解するのはそれに染まってみることで分かることも多い。だから公募展の作品展は展覧会ではない。自分の成果の発表の場で、人と比べて自分の絵を鑑みるきっかけになる場と考える分かりやすい。絵を描かない人、部外者には面白くない。そういう人たちを相手にしていないから。絵を描く仲間内だけ完結している身内の展覧会なのだな。そのためにはまぁ手始めに100号クラスの絵が描けなきゃ話にならんというわけか。

 作家で生きようとおもえば、個展をするしかない。団体展に出品する必要もない。団体展の大きな作品が売れたなどという幸せな話を聞いたことがない。もし仮にあったとしてもたまたまラッキーだっただけで、それをあてにして生活するわけにはいかない。口を開けて上を向いて歩いていたらたまたま牡丹餅が落ちてきたみたいなものだから。

 何度も何度も繰り返して個展を開催するしかない。どんな絵でも必ずファンはいる。諦めないで続けることだ、それしかないとわたしは思う。


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