FC2ブログ

あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

正月飾り・・日本古来の「いのりのかたち」 - 2005.12.30(日記)
はる 1656
 ということで、昨晩、年賀状を書き終わりました。まぁ何と言ってもDMを含めて凄い量のはがきを出します。

 数えたことはないのですが、年間どれほど郵便やさんに貢献しているでしょうか。表彰されたいものです。アバウトにカウントしても二千枚は越えてます。

 今日はそこそこ大掃除をして、玄関に花を飾りました。明日になると一夜飾りとなってよくないらしい。家の柳の枝を切ってきて束ねて噴水のように玄関の柱に結びつける。何かいわれがあるのだろうけれど、よく知らないな。

 何年か前に京都の旅館に泊まったときに、これに紅白の餅を花が咲いたようにくっつけたのを見た。潜在意識の中から湧きあがってくるような、日本古来の「いのりのかたち」のような気がした。

 クリスマスもいいけれど段々とこういった日本のかたちが懐かしい。

 日本語は便利な言語だ。漢字、ひらがな、カタカナ、ローマ字、全てをほぼ自国の文字化してしまう。もともとはどちらかといえば韓国語に近い発音をしていたように思う。で、中国から漢字が伝わって来て、何とか当て字でその音を使って表記する方法を考えた。万葉仮名だな。今で言う族と同じようなことをしていた。

 漢字の一部をもらってひらがなが作られた。ここにいたって初めて日本語が自由に表記できるようになった。これはもう画期的な発明だね。我々の先輩はもともとこういったあるものをアレンジして使い勝手のいいものにするというのが得意だったのだね。

 で、まぁ色々大陸から文化が入ってくるのだけれど、ことごとく日本風にアレンジしてしまう,独自の才能があったんだな。

 明治維新後,西欧の文化が怒涛のごとくはいってきたけれど、これもまた同じように翻訳的当て字で上手く取り込んだ。「自由」とか「民主主義」などという考え方もなかったのだから、作るしかないわな。

 そして戦後アメリカの文化がまるで植民地じゃないかと思うほどはいってきたけれど、これもまたカタカナでうまく取り込んだ。

 考えてみると我々はなかなかしたたかだ。アメーバーのごとくなんでも取り込んで自分のものにして来た。

 和風、わふう、というけれど、オリジナルなものはもうない。こうやって段々に変化して行く「かたち」というのが、「オリジナルな日本人」ということじゃないかな。

 回顧主義的に単に昔に戻るだけが「オリジナル」とは思えないのだ。

 日々変化して変わってゆく。何処に向かっているのかは誰も分からない。それがいいとか悪いとかでもない。これが「わたし自身」なんだろう。

 難しい話になった。削除したいけれど、まぁいいや。んじゃ。


comment(0)

 
secret


カテゴリ
アーカイブ
シンプルアーカイブ
月別アーカイブ
プロフィール

あそびべのはる

Author:あそびべのはる
画家・榎並和春です。HPはあそびべのHARU・ここだけの美術館

リンク
このブログをリンクに追加する
カテゴリ
ポケットの窓から (4075)
未分類 (209)
日記 (942)
ベッドの上の王国 (15)
裸婦クロッキー (166)
作品 (236)
写真 (69)
今日のアトリエ (83)
「家族ごっこ」挿絵 (10)
未選択 (45)
ブログ (57)
you tube (102)
原発 (75)
イタリアスケッチ (21)
画集「こたえてください」1 (24)
「こたえてください」2 (6)
「山峡」挿絵 (7)
動画 (7)
フリーエリア

designed by まて