あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2015.01.30(ポケットの窓から)
はる 4957
 また雪が降った。昨年の145cmがあるので雪はこりごりだ。雪国の人には申し訳ないけれど雪など迷惑以外なんでもない。普段1mも積もったことがない所に突然気が狂ったように降ると、色んなものが滞ってしまう。人間の生活などという物は本当に微妙なことで破たんするんだな。

 矛盾することを書きます。絵を描いて生きて行くことは絵を描くことを職業にする、仕事として絵を描くことではない。単純な話一枚描いていくらになったというそんな職人ではない。(職人仕事を軽んじているわけではありません)最近美大なんかでもアートマネイジメントなどという洒落たいいかただけど、要するにどうやって絵描きを生業にするかということを、少し真面目に始めたようだけれど、教える先生方が生業にいしていないのに、それを教えることに矛盾はないのかな。

 絵を描いてゆくというのは仕事にはなりにくいのだな。卒業展覧会に自分の名刺やファイルを置いて有力な画商さんやコレクターとコンタクトを取って何とか世の中に出たがる若い人がいるようだけれど、就活のノリで自己アピールしてまぁ、仮に運よくどこかの画商さんに拾ってもらったとしても、すんなりそれで食べて行けるわけではない。

 絵を描いて生きて行くというのは職業として絵描きを選んだというのではないのです。矛盾があることは百も承知で書きます。何とか絵を描いて生きて行くという生き方をする。そんな人生を選んだという事だと思います。それで食べて行けるかどうかはある意味関係ないのです。結果として絵が売れて絵で食ってるかもしれませんが、それはあくまでも目的、目標ではないのです。そこのところを間違うと、売れない絵描きは不幸だ、人生を間違った、棒に振ったということになるのです。

 どんなことをしても絵を描いて生きて行けた、生きて行くということだけで満足なんです。そう思いませんか?同志諸君。


comment(2)

 
 
いいなぁ、髪結いの亭主。あこがれの身分です。

 
まったく同感です。「髪結いの亭主」である僕にその資格はありませんが。

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