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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

個展3日目 - 2014.11.17(ポケットの窓から)
はる 4883
 ↑の写真はこれまでの個展のDMです。72回になる個展開催で、毎回必ず少なからずDMが余ってくる。それで、いままで捨てないで持っていたものがかなりの量になってきた。このまま持っていていても役に立ちそうにもないし、捨てるのは忍びないということで、今回まとめてもらってもらうことにした。ですが、無料だというと意味もなく持っていって捨ててしまう人も多いので、5枚100円という規制をかけた。

 これって非常に面白いんだけれど、只というのと一枚20円という壁は結構厚いんだな。たった20円だけれど、それにお金を払っても欲しいかどうか。金額の問題ではない。高いとか安いの問題でもない。極端な話、20円でも2万円でも同じなんだな。人は欲しいと思ったものはどうやっても欲しいし、いらないものはお金を払っても受け取ってくれない。この使えないハガキの20円の壁はとんでもなく厚い。

 さて関連して

 三岸節子の経歴を見て驚いたことがある。終戦直後の1945年の9月に焼け野原の銀座で個展を開催している。これって言うのは簡単なことだけれど、凄い事じゃない。日本が戦争に負けて、占領されている状態で、明日をも知れない、食うや食わずの状態で、絵描きが絵を見てもらおうと個展を開催している。常識では狂気の沙汰だよな。そんな状態で絵を見る人がいたこと。欲しいと思う人がいたこと、そのことに大いに勇気づけられた。

 これを見て、どんな状態でも絵を欲しいと思う人はいるんだと思った。不景気だから絵は売れないでしょうとか、少し景気が持ち直したから云々。確かに投機としての絵画ブームとか、値上がりを期待して絵を買うというのであれば世の中の景気の動向に関係してくるかもしれないが、どんな状態であれ、本物であれば人は欲しいと思う人がいるのだ。

 大いに勇気づけられた。そんな作家になろう。今からでも遅くないだろう!


comment(2)

 
 
映画「ショーシャンクの空」の一場面に放送室に忍び込んで、捕虜たちに戦争以前の平和な歌曲を無断で流すシーンがあります。つらい厳しい生活の中だからこそ音楽が何よりもの救いになるのだなと泣ける場面。私の志すところも、そうありたいね。

 
そんな時だからこそ人は絵や音楽を欲するんじゃないでしょうか。

secret


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