あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2014.10.18(ポケットの窓から)
はる 4852
 今日は昔で言えば県展・芸術祭の審査日でした。今は県民文化祭という。何が違うかというと、聞いた印象が少し違う。文化祭というのは町内の文化祭、小中高と学校で開催された学芸会、文化祭と同じように、とにかく出品することに重点が置かれた催しというイメージがある。だから出品する方も文化祭だからと小さな作品を出品してくる。当然展示してもらえるだろうという甘い予測でね。

 無審査で誰でも展示してもらえるというやり方があってももちろんOKだけれど、審査員がいるということはある一定の基準があるということで、残念だけれど多くの作品が選外となった。展覧会を観てどのくらいのレベルなのかよく研究して来年もう一度挑戦してもらいたい。

 私が学生の頃は、これともう一つの公募が県内の代表てきな展覧会で、毎年腕試しで挑戦したものだ。いつの間にか時代が過ぎて、審査される方から審査する方になった。何でもそうだけれど、ある時期遮二無二挑戦する事も必要かなと思う。大作を描くというモチベーションの維持のためにもそれが必要なときもある。

 しかし、やがてそれも卒業しなければならない。人と争うために絵を描くのはどこか違うなぁという気がしてくる。モチベーションをそこに求めて描いているとやがては自分の絵の方向を見失ってしまう。絵を描く動機を自らの中に見つけるなければ、絵を描く喜びを自分を見つめることに求めなければ、やがては描くことをやめてしまうだろう。

 今もこういった地方の公募展から東京では全国規模の大きな公募、コンクールが存在する。それはそれで、絵画人口を増やしたりレベルの底上げや、絵画に接する機会を増やすという意味では大いに役立っている。日本独特のシステムでしょう。色々批判はあるけれど、私はそれでいいと思っている。


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