あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2014.09.03(ポケットの窓から)

はる 4807
 この間天満敦子さんのバイオリンを聴いたホールというのが、なかなか立派なもので、会社名義にはなっていますがほとんど個人の趣味でつくったものでしょう。一時期バブル全盛の頃いろんな地方で有り余ったお金の使い道として贅を尽くしたコンサートホールや美術館を作ったりする地方都市が多かったけれど、それも今はほとんど廃墟のようになっているでしょう。箱モノを作るのは簡単ですが、それを維持管理するのは難しい。需要がないホールなどそんなにたくさんはいらないのだ。本当に音楽が好きなら駅の待合室でも構わないのだ。贅を尽くしたホールなど猫に小判だ。

 本格的なイングリッシュガーデンということでHPを見ると何も無い所から庭を作っている様子がアップされているけれど、やればやるほど底の浅さが露呈するように思える。大体日本の温暖な雨の多いこんなところにイングリッシュガーデンを作ること自体がおかしい。どうやっても借り物、偽物、ハウステンボスかディズニーランドのようで満足しているのは作った本人だけだろう。

 おいてある彫刻などもよくある石膏のレプリカで、こんなものをみせて何が嬉しいのか、この人の見る目のなさを晒しているようなものではないか。いまだに舶来物をありがたがる日本人の典型を見せられたようで恥ずかしくなった。莫大な財力があるのもかかわらず、成金趣味そのもので私がみても浅はかに思える。

 ホールの壁にコレクションした絵画が飾られているのだけれど、これがまたとんでもないもので、素人の作品だけを集めているならそれはそれで趣味が統一されていれば許せるなだけれど、どこかのデパートの売り絵のようなものや素人の描いたバラの絵みたいなものの中に嘘か本当か鴨居玲の油絵があった。このごちゃまぜがこの人の人格でしょう。

 いずれ近いうちに、この庭とホールの管理と維持も難しくなるでしょうね。

 


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