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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2014.08.04(ポケットの窓から)

はる 4777
 子供の頃、日本はまだまだバンカラ(封建的)な雰囲気が残っていて、変に武勇を誇る輩も多かった。いつの頃か段々に軟派が増えてきて、草食系などといって羊の顔を臆面もなく晒していますが、たぶん一皮むけば昔のオオカミが出てくるのだと思う。世界中で一番強かった軍隊というのは言い方を変えると一番野蛮で冷徹だった軍隊だったということでしょう。上の者には絶対服従、そうでなければ軍隊などいう単純な組織は成り立たない。

 この「自分より下の者は無視する」という目線は今でもそこかしこに見かける。たぶん戦争の悲惨さを上手く伝えてこなかった、何事も先送りにする本質的な解決をしてこなかった弊害がこんなところにも出てきているのでしょう。
 今のお上は戦争をしたくて仕方ないようですが、軍隊は人民のためには動かない、犠牲にするだけだということを肝に銘じておかなくてはならない。

 先の戦争で亡くなった多くの人は敵との戦闘で亡くなったのではなく、飢えと病気で亡くなった方が大半だということ。そのことの意味は凄く重い。要するに戦争になれば国民の命などほとんど考慮しないということだな。日本人を救うためになどと綺麗ごといってた人がいたけれど、まるっきりの嘘だ。

 もう一つは、侵略戦争、敗戦、高度成長、バブルの崩壊、震災、原発の崩壊、憲法の解釈、みんなつながっているように思いますね。結局だれも責任を取ってこなかった。罪というのかそれを変な感情的な苦労話とか美談みたいなものに転化してしまって、本当にどうしてこんなバカげた自殺行為に国民全体が巻き込まれてしまったのか、そのことをしっかり検証してこなかった。

 だからまた同じような原発の事故が起きても誰も責任をとらず、うやむやにしてしまうことになる。国民はほとんど馬鹿にされて無視して捨てられるのだな。だめなことはわかっているのに止められない、どんどん深みに入ってしまう、行き着くとこまでいかなければ止まらないというのは先の戦争と似ている。似ているけれど決定的に違うのは行き着くところは人類の滅亡でしかない。

 人類が少しでも長く生き残るために戦いは止めよう。武器は捨てよう。原発は廃棄しよう。



comment(2)

 
 
 綺麗ごとにしてはいけない。だれもしゃべりたがらないけれど、慰安婦だけではない本当はもっと悲惨な悪いことをしてきたはずだ。そのことをもっともっと言うべきだ。で、日本人だからではなく人はいざとなったら何でもしてしまう動物なんだということを前提にして、だからそうならないために記録として残しておくとか、映像にするとか、法律にするとか、色々手はあると思う。それが数少ない先の戦争の教訓ではないかな、なかったことにするというのは、また同じことをするということですね。

 
全く同感です。今の日本は、崖から海にみんなで飛び込むレミングの群れのように見えます。

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