あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2014.04.28(ポケットの窓から)
はる 4678
 こういった地方都市に住んでいると、車がないとほとんど生活ができない。どこに行くにも車で出かける。それ故に広い駐車場があるコンビニかファミレス以外はなかなか繁盛しない。郊外型の広大な敷地に広大な駐車スペースをとって集客するイーオンみたいな疑似的な街が好まれるようだ。

 私の住んでいる町に「ココリ」という鳴り物入りで県と市が町中活性の目玉としてぶち上げたビルがある。このビルの前にはそこそこ流行っていたファッションショップがテナントとして入っていたのだけれど、県と市は活性化のためにあえてそのビルを壊して新しい20階建てぐらいの上層階はマンションにして中ほどに県の宝石関係の学校をわざわざ持ってきて、地下と一階と二階の部分にテナントを募集したのだけれどほとんどだれも入らず、オープン当時から場末感、スラム化が案じられた。

 この新築の廃墟ビルをぶったてた行政の責任は大変重い。だれが計画してどのように運営して行くのかという計画もなく、ただただ机上の空論でこんなとんでもないお荷物を又しても作ってしまった。だれが責任を取るのだろう。たぶんこのままだれも責任を取らないでそのまま終わってしまうのだろうな。だれも文句も言わない県民性も問題だな。これはここだけの話ではないね。日本全国同じようなことが行われているのではないかな。

 原発なんかもこんなどうしようもない、親方日の丸会社とよく似ている。作るために作る。そうやって予算が立てられて、多くの人がそれによって食べてゆく。生活がかかってくるから止められない。昔はそんなものなくても自立して生活できていたはずなのに、百姓は農業して漁師は魚を取って生活していたはずなのに、いつの間にか関連の施設からお金をもらってそれで生きてゆくことになる。骨抜きになってしまう。だれも止められない。

 補助金とか何とか予算とか財団とか機構とか、バブルの頃に作られたそんな組織もみんな皆アジャパーなんちゃって組織だ。ただでお金が入ってくる組織なんていうのはシャブ中みたいなものだ。だれも自立できなくなって捨てられておしまいだ。

 今日ココリに用事で出かけて何も変わっていないのに唖然とした。幸せな日々だ。


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