あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2014.03.08(ポケットの窓から)
はる 4628
 六十年も生きてくると大きな病気や怪我など一つぐらい患ったことがある人も多いだろう。幸運にも未だ大病したことがない人も、これからの十年はわからない。脅すわけではないけれどね。

 今から14年前、ちょうど2000年だから区切りがよく忘れない。いつもは人間ドックなど受けないのだが、たまたま誘われて市の人間ドックを受けたら、見事に当たって胃の悪性リンパ腫という宣告を受けた。そのことは何回か書いたね。
 
 今ではそうでもないけれど、何も知らない人間に「悪性」の「リンパ腫」という言葉の響きは恐ろしい、とても生きては帰れないそんな響きがあった。癌の中でも特に「悪性」なのではないか、「リンパ」まで侵されている、取り返しのつかない病気になってしまった。というのが第一の印象だ。

 それから当時やり始めたネットで調べまくった。こういう時にネットは威力を発揮する。「敵を知れば百戦危うからず」という言葉があるけれど、知らないことほど恐ろしいものはない。知ることによって戦ってゆこうという気にもなるのだ。同じ病気を患っている人の手記や闘病記はかなり参考になったし、何よりも私だけではないという心強さが得られた。

 当時の治療法は胃の全摘しかなく、完全治癒の可能性も高く予後も悪くないということだった。まぁ今では平然とこんなことを書いているけれど、実際は顔面蒼白で二三日はかなり落ち込んだ。相方の存在のありがたさを強く感じたな。一人ではなかなか戦ってゆく気力が湧かなかっただろう。

 時々「悪性リンパ腫」で検索されて訪ねて来られる方がいます。このブログは闘病記ではないのでそのことに触れることはほとんどありませんが、がっかりしないで他を当たってみてください。まぁその後のことはいずれまた書きましょう。


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