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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

ポケットの窓から - 2014.02.02(ポケットの窓から)

はる 4594
 吉川春水さんのブログ
http://kikkawaharumi.blog68.fc2.com/blog-entry-2409.html
「・・私の独断と偏見でいうと、「画家」とは絵が売れる、売れないに関係なく、「自分が見たい絵を描く」人。キャリアやデッサン力がいくらあっても、探しあぐねて、あるいは他人の作品を参考にして選ぶ画題、モチーフで絵を描く人は、「絵が上手な人」、「絵が好きな人」であって「画家」ではない、と私には思えるのです。
 ・・中略・・
そういえば、ある小説家が、「自分が読みたいものを書いているだけです」と答えていらっしゃるのをテレビでみたことがあります。幼いモーツァルトは自分の頭に駆け巡る美しい音楽をただ、写譜しているだけと、誰かに言った、という話を聞いたことがあります。

アーティストとは自分が「見たことも、聞いたことも、読んだこともない」けれど、自分が「見たい、聞きたい、読みたい」と思うものを作り出す人々・・」

 まったくその通りだと思います。そうなんだよな、私は自分が観たいと思う絵を描いているんだな。自分の家に、自分の生活の中で観たいと、置いておきたいと思う絵をオブジェを作っているんだよな。

 いいと思ったら欲しいと思うのだけれど、あまりにも高価で買えないとか、恐れ多くて身近に持ってはおけないものだったりとかする、だからコレクターに近い心情なんじゃないかな。またそんな欲しくなるようなものを作りたいと思うわけで、とても芸術作品を作っている作家の考え方ではないな。

 これは全て生活でもいえることだ。こういう家に住みたいのだけれど、思っているような家はとても手に入らないから、適当な家を自分で改装してしまえとか、今回のパソコンでも新しいものをそのまま手に入れたのでは面白くない、どうなるかわからないけど中古品を買ってきて自分でアレンジすることが面白い。

 そういえば私たちの若い頃は、みんなそうだったけれど、ジーンズによく手を入れてはいていた。ミシンは家のお下がりを自分のものにしていたな。皮や布を買ってきてパッチワークにしたり、うんとすそが広がっているパンタロン風にしたり、反対にめちゃくちゃに細くしたり、鋲を打ったり。バックなんかも作ったな。何だろう、一種のブームだったけれど、一つの文化だよなあれは。カウンターカルチャーっていうのか、大量生産品の工業製品をそのまま利用して安く簡単に便利に生活するよりも、ほんの少しでもアレンジして自分なりにあったものにしてゆく。

 憧れは自給自足的、晴耕雨読的な生活なんだよな。絵描き的に生きているのはサラリーマンやっているよりましかなと言うだけだ。絵描き的生活はまだまだ通俗的で理想的な生活へ向かう過渡期だね。どこまで行けるのだろうか。


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