あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

今日のアトリエ - 2014.01.20(ポケットの窓から)

はる 4581
 少し前の文章「はる 4567」の最後の部分を以下のように追加します。というのかほとんど新しいものに書き換えたといったほうがいいかな。

 絵を売ることにちゅうちょする作家がいるけれどそれは違う。売れないのは魅力がないからだけれど、売れることで大いに自信になるし、お客さんの側から言えば、作品を買うことは自分の価値観、人生観を肯定して人生を豊かにできる。そのことは大いに啓蒙すべきだ。

 話は少し飛ぶけれど、日本の昔の生活はむろん今に比べて貧しかった。けれど例えば床の間とか、坪庭とか、庭がなければ盆栽とか、もっと身近では玄関の下駄箱の上のスペースなどなど、四季折々の草木や掛け軸や書や歌を飾って日常の生活を肯定的に愉しんだ。今の生活は確かに物質的には豊かにはなったけれど、そういった余裕みたいなものを失くしてしまった様におもうな。

 作家の一つの仕事は作品を制作することであるけれど、もう一つの仕事はおこがましいけれど、そうやって絵を買ってもらって多くの人にその歓びを知ってもらうこともあるようにおもう。

 日本人は売れないのを自慢する傾向があるけれど、あまり売れることを自慢するのも考え物だけど、絵描きとして絵で何とか食べて行く、自立するという気持ちがなければ逆説的だけど、絵では食べてゆけない。



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