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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

サブテーマ - 2013.07.31(ポケットの窓から)

はる 4407
 今年の個展のテーマを考える。取材して描いているわけではないので、今回は花の絵で行こうとか、風景で行こうという手が使えない。

 毎年の事だから、そう変ることはない。ならばサブテーマなど無駄じゃないかと思われるかもしれないが、そうでもない。今私が考えている事を「ことば」にすればどうなるか、そうやって自分の考えている事を絞り込む事に役に立つ。そうでもしなければ、だらだらとけじめなく終わってしまう。

 絵もそうだけれど、今年はこんなことを考えて来ましたよ。こんな「ことば」になりましたよ。というのも案外私の個展の場合重要で、手前味噌だけれど待っている方が多いのではなかろうか。

 ちなみにここ五年のサブテーマは
2008 「いつかみたところ」
2009 「こえをきく」
2010 「遠い記憶」
2011 「日々礼賛」
2012 「どこか遠く」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 いったりきたり 覚書4
  世界は「ことば」になるものと、ならないもので出来ている。普段は「ことば 」のある世界に住んいるが、時々「ことば」にならない世界も顔を見せる。「いったりきたり」私たちはあいまいな世界に住んでいる。

 普段何気なく使っている「ことば」も面白い。時々言葉の響きに奇妙な違和感を感じて調べてみると、なぜそれに引っかかりを感じたのか、面白いと思ったのか、たぶんその部分に自分が隠れているのでしょう。

 絵もよく似ている。もうすでによく知っている事を描いてもあまり面白くない。絵の中に絵が隠れている。それを探しに行くのが私の仕事のように思う。

 人生も終盤に入ってくるとそう新しいことにはお目にかかりません。大体が以前どこかでお目にしたか、体験したことだったりする。全く経験した事がない真新しい道だと思ってすすんでいたら、いつの間にかどこか見た事がある風景や出来事に出会ってびっくりすることがある。

 多分あらゆるものがラセンを描いているのでしょう。同じだと思った道も実は少しずつずれていて、二度と重なる事はない。そうやって手探りで生きてゆくしかないように思います。

 そうやって「往ったり来たり」しながら、日々の暮らしの中から気がついた事を作品にしました。楽しんでもらえれば幸いです。御来廊こころよりお待ちしております。




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