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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

美は発見である - 2013.06.11(ポケットの窓から)

はる 4357
 一年ぶりに生徒を連れて風景スケッチに出かける。空模様がいまいち心配だったが、なんとかもった。まぁ彼らにとってこの時間が如何に大事な時だったか、大人になってから分るのだろう。今はただの時間つぶしにしか過ぎないのだろうけれどね。

 芸術に限らないのだろうけれど、あらゆるものは自己の投影である。自分にないものは多分見えないし、感じる事もできないのではないかと思う。あるものがいいと思ったということはそのことを感じる心があったということで、表現といえば作家の一方的な押し付けのように思うかもしれないが、そうではなくて鑑賞する側にそれを受け取る感性がなければ、単に思い込みに過ぎないことになる。

 よく思うのは、例えば展覧会などで色々な絵が並んでいるとする。多くの場合それは作者の表現だから彼らの主張が並んでいるように見える。確かに一方ではその通りなのだが、それだと片手落ちだと思うな。芸術が作家の一方的な思い込みだけだとするなら、本当はあまり意味がない。必要だともおもえない。

 こう考えるどうだろう。作品は鏡なんだ。展覧会場には様々な鏡が並んでいる。鑑賞者はそこに映っている自分のある姿をみることになる。共感する、感動するというのはそこに自分自身の一面を見るからだ。またそうでなければ本当に芸術など必要とは思えないのだ。

 美は発見である。


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