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あそびべのHARU・ここだけの日々
画家・榎並和春

祝い人 - 2013.06.04(ポケットの窓から)

はる 4350
 子供の頃にお袋から「全くこの子はホイトの子みたいな格好が好きで恥ずかしい」とよく言われた。「祝い人」と書いて(ほいと)読む。三年ほど前に描いた作品のタイトルが「祝人」(いわいびと)と読ませた仮面を被った門付け芸人の様子を描いたものだった。この祝人が何故(ほいと)で乞食などの物貰いを表す言葉なのかよく分らなかった。

 まだテレビなどの娯楽がなかった頃は、一般の人々の楽しみは、お盆に正月に年に一度か二度ある村祭りぐらいだった。今の形骸化したお祭りではなく、本当に血の通った唯一無二の娯楽だったのだな。で、そんな場に遠くの見知らぬ土地から渡ってくる人々がいて、その人たちは色んな他の土地の風物や物語、歌や芸事を持って楽しげに浮かれてやってくるのだ。彼らは土地を持たない流れ者、アウトサイダーな雰囲気を持っていて、実際その村の風紀を乱したりもするのだが、こういった祝い事には欠かせない魅力ももっていたのだな。

 わたしのペンネームであるところの「あそびべ」というのもそんなところの由来する言葉である。もともと「あそぶ」という言葉の意味は「忘我の境地」を指すもので、楽師や音曲師など芸能的な仕事をしていたようだ。

 同じような言葉に「まれびと」というのもある。「客人」とかいて(まろうど)希に来る人という意味でもある。

 ここらあたりはボーダーで境界人ですこぶる面白い。


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